自己中心的思考の勧め〜貴方を救う〜

あなたが心からくつろげる場所はどこ?会社?学校?家?あなたが無心になって情熱を傾けられるモノは何?ゲーム?読書?友人との会話?

案外この質問に答えられる人は少ない。自分が何を心から好いているのかをハッキリと認識している人は少ない。自分の思考の体系を認識していない人間は破滅しやすい。特に固定観念を持ちやすい人間が、自分の心の拠り所を知らないのはタチが悪い。精神を病んでしまう可能性が高い。今回は私オリジナルのメンタルケアについて紹介しよう。

自分の心の拠り所を知る事。貴方が心から休める場所はどこ?くだらないしがらみに囚われてはいないか。その場所で頑張らなければいけないと勘違いしていないか。努力する価値の無い空間で他人の目を気にして一生懸命になってはいないか。

もし今の生活に苦痛を感じてしまうなら、どこまでも自分に正直になる事だ。例え相手を傷つける事になっても。自分が運転する列車には何人たりとも近寄らせない。線路に入ってきたら引くしかない。

優しさは美しい。だが実用的ではない。貴方が優しいからと言って他の人間が優しいとは限らない。相手が臨戦態勢である時にこちら側がボーッと突っ立っていたら間違いなく負けるだろう。フェアじゃない。自分の欲望を通せ。我を通せ。レストランで出てきた御飯が不味くて金を払う価値を感じないのなら払う必要などないのだ。席を変えて欲しいなら要求すればいい。兎に角自分の要求を通す。相手の感情など二の次だ。

人は幸福になるために生まれてくる。不幸になるために生まれてくる奴などいない。人生の目的を知っている人間は、自分の幸せのためなら何でもする。そういった人のためにこちら側が遠慮する必要など何処にある。幸福を貪る人間のためにこちらの幸福を分けて遣る必要などないのだ。

ここまで言うと他人に無干渉な冷たい人間を創造するだろうが、自分のために生きる人間の方が他人に優しい。逆説的に自分の為に生きる人間の方が他人に愛情を注げる。不思議だろう。これには理由があるのだ。

自分の為に生きる人間は満たされている。余裕があるのだ。他人の犠牲になる愚かな人間は常に不幸だ。だから満たされない。結果として他人に優しく出来ない。余裕がないのだ。

自分の為に生きて、他人を幸せにしろ。他人に支配されず自分だけに奉仕しなさい。これらは決して矛盾しない。不思議な事に。